「わたしの青い鳥」は今でも広告塔
今の情勢からすれば表立った動きはバッシングに繋がるのに、桜田淳子(59)さんは東京の博品館劇場に300人のファンを集めてコンサートを行いました。デビュー45周年記念公演「マイ・アイドロジー スペシャル~ありがとうのかわりに」と題したコンサートタイトルから察するに堂々の完全復帰を宣言した模様です。私たちの世代には懐かしい中三トリオの一人ですが、他の二人と大きく違うところは、未だに韓国発祥のキリスト教系新宗教団体の広告塔だという事実を払拭できないところです。日本で被害者の会が設立されるほどに社会的なバッシングを受けている統一教会(現在は世界平和統一家庭連合と改称している)ですが、1990年代に入ると桜田淳子さんだけではなく、元オリンピック女子選手やTVタレント、俳優、政治家などを実質的な広告塔にして布教活動を活発化させていました。何といっても「合同結婚式」がこの統一教会の特徴で、見知らぬ人との結婚は桜田さん(1992年結婚)によって幅広く国内に伝わったのです。当時のマスコミ報道を調べてみると、結婚相手を教祖が決めているだとか、霊感商法、勧誘、脱会によるトラブルが続出しているとの記事が目立ちます。2008年時点で世界の200近い国で活動しており、日本と韓国を中心に300万人の信者がいるといわれますが、韓国で統一協会の合同結婚式に参加した後、行方不明になった日本人女性6500人の家族が「行方を探してほしい」とする訴訟を起こしています。ここまで紹介していくと、統一教会の信者である桜田さんの復帰がいかに世間から不安視されているかが理解できます。本人が否定しても彼女の音楽活動が広告塔としての布教に結びつくことは誰の目にも明らかです。「わたしの青い鳥」桜田淳子
https://www.youtube.com/watch?v=qDbVWAUXH4M
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