「自撮り棒」と「ひとり社会」
「自撮り棒」、日本でもちょっとした人気商品になっています。ブログなどに自らの写真をアップするために、「自撮り棒」を活用している人もたくさんいるそう。先日、テレビのニュース番組でも「自撮り棒」利用者が増え、巧く自撮りするための講習会なども開かれていることが紹介されていました。「個」やプライバシーが重視され、人と人とのつながりが薄れた現在、旅先でも「自撮り棒」が活躍する時代になっている今、日本は「ひとり社会」へ邁進しているのでしょうか。食事もひとりで食べる「個食」がふつうになっている反面、22日土曜に起きた長野の地震の際、白馬村の人々が集落の住民の寝ている場所まで理解しての救助に「多数の思いやり社会」が現実に存在していることも見過ごすことはできません。
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