株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

デビッド･キャシディ他界

1970年代に米国から輸入された多くのTVドラマの中でも、夢と憧れが上手くミックスされていたのが「人気家族パートリッジ･ファミリー」でした。ママと子どもたちが、それぞれの楽器を演奏しながら旅をする家族の話は、スラップスティックの中に家族の絆を通わせるとてもハートフルなドラマ。特にママ役で出演したシャーリー･ジョーンズの美しくて優しいその微笑む姿は、当時の日本人の心をワシ掴みにしていたのではないでしょうか。ドラマでのパートリッジ家はママと5人の子どもで構成されていましたが、長男役で出演していたデビッド･キャシディが21日、67歳の若さで他界しました。彼がドラマの中で歌った「悲しき初恋」は1970年にビルボード1位を獲得して、世界のアイドル歌手としても名を馳せました。その後はアルコール中毒や自己破産も経験したキャシディでしたが、2017年に認知症だと公表、最期は家族に看取られたそうです。因みに父親は俳優のジャック･キャシディで、ママ役のシャーリー･ジョーンズと1956年に再婚しています。「オープニング」https://www.youtube.com/watch?v=lT2T49yP2ew「パートリッジ･ファミリー パイロット版」https://www.youtube.com/watch?v=BJAq0MCoZOU

有働アナしかできない土下座

ドラマ「半沢直樹」以来、謝罪の最上級？が土下座になってしまった日本ですが、NHKの有働由美子アナウンサー（48）が22日、情報番組「あさイチ」での告知に誤りがあったとして土下座して謝罪しました。有働アナは同番組の放送終了間際に、女優の鈴木保奈美さんが明日出演するとギリギリで告知しにも関わらず、出演日を間違えたことが土下座のお詫びに繋がったそうです。放送中の間違いは終了までに訂正すれば済むことですが、伝えた後に番組が終了してしまい訂正する手段をSNSに求めたのでしょうが、NHKのアナウンサーの中でもパフォーマンス上手で知られている有働さんの機転の利く行為は、見ようによっては健気にも感じる稀有な存在です。NHKが彼女を管理職の仕事をさせないで、現役のまま（チーフアナウンサー）TV出演させている理由の一端がまさにここにあるのでしょう。他局の女子アナもこの大胆さを見習うべきところです。番組公式インスタグラムで土下座する有働アナウンサーに「土下座しないで〜！ホント、たいした事ではないよ〜！」はファンのコメント。「あさイチ」 有働アナ 朝ドラ驚きの展開に睫毛とれる。https://www.youtube.com/watch?v=U_J-vvUIhEg

「嵐年賀状」7枚1セット1,980円ってなんだ！

いつもこの時期になると鬱々となることの一つに「年賀はがき」の発売があります。2000年代に専用のソフトが発売されてからは、時間の短縮が計られて年賀状の意義は虫の息ながらも辛うじて存在感を得ていましたが、毎年の更新が面倒（有償がネック）になった今では、そのソフトもバグって動作しなくなりました。直近の2年間は、ワードでフォーマットしたページに書いているこの年賀状文化っていつまで続くのでしょうか。15日、日本郵便は「嵐年賀状」として「嵐」のメンバーたちが紋付き袴姿で凧を持ったものと、餅つきを楽しむ2種類のデザイン年賀はがきを7枚1セットで発売しました。この私がまだ学生だった頃は、年の瀬に年賀状を書くことが一種の風物詩として捉えられていました。遠い親戚やいとこのお兄さんお姉さん等、中々会えない人に書くのはまだいいのですが、学校の先生やクラスメート、部活の仲間などは正月を挟んで1週間もしないうちに顔を合わせるナンセンスさを理解していても、日本文化の礼儀礼節はまだまだ重んじられていたのです。それが21世紀に入り、平成も再来年で年号が変わろうとする新しい時代に、年賀状の文化はいよいよその役割を終えるのだと考えてもいいようです。インターネット社会が急速に進化し、SNSが老若男女の生活基準になり、世界のコミュニケーションはほとんどペーパーレス化されました。古来より礼節文化の王道を歩いてきた「年賀状」の居場所は悲しいけれどないのです。時間とお金のかかる面倒な存在になってしまった年賀状ですが、SNSを駆け回る人気のメルカリやオークションで、件の「嵐年賀状」のチラシ？が売られている現状では流石に「勝負あった」ではないでしょうか。日本郵便「 そうか平成30年か！」CM。https://www.youtube.com/watch?v=F_2Xa2dQnWA

リボンになるコカ･コーラ

たい焼きなどの甘いものを食べると「コーラ飲みたい！」ってなる私ですが、どちらも大好きなのに年齢を考えると禁忌になってしまうという悲しい現実。でも知っている人がどれだけいるのか知りませんが、コカコーラのペットボトルのラベルがリボンになるのです。いとも簡単にリボンにしたカミさんを尊敬しつつ、改めて見つめるとナイスな気持ちになるのはとってもエポックだからでしょう。これを考案した人はコカコーラのクリエイティブ室かマッキャンエリクソンのどちらかでしょうが、男にリボンは出てこないこの発想は女性ならではのもの。ユーチューブを片っ端からチェックしてみると、今年のリボンは「当たり」くじつきだそうで、番号をサイトに入力すると抽選でケーキが当たるんだそうです。「今年って言うことは去年からリボンなわけ？」知らないと損するささやかなお話なのでした。（コカ社の宣伝ではありません）コカ･コーラ「リボンボトルの作り方」https://www.youtube.com/watch?v=tZv9S3vvi9U

認知症だったAC/DCマルコム･ヤング

AC/DCのギタリストであるマルコム･ヤング（64）が18日に亡くなったことを受けて、多くの追悼の声が寄せられています。ミュージシャンからの追悼名は以下の通り。オジー･オズボーン、デフ･レパード、ブライアン･アダムス、エディ･ヴァン･ヘイレン、ポール･スタンレー他多数。認知症を患っていただなんてロックミュージシャンにとっては辞書にない病名でさぞ無念だったことでしょう。合掌。ABC Breaking News。「AC/DC」Malcolm Young dies at 64。https://www.youtube.com/watch?v=tOj3-xgB6yY

JTをつぶさない愛煙家

厚生労働省は16日、自民党の反発を受けて受動喫煙防止対策方針を転換し、大型の飲食店でも喫煙を認める新たな案の検討に入ったと報じられました。世界の流れと逆行する日本の立ち位置は一体誰に支持されるのでしょう。10月に行われた衆議院選挙で自民党にとって効率のいい有権者の投票行動により、議席数を284も獲った大勝に気持ちが大きくなっているのでしょうか、今では少数派になった喫煙者に味方する反発行動にオブジェクションなのです。大体、議事堂内の各部屋や大臣室で喫煙できることに何とも思わない政治家たちに身を切る改革など100％出来るわけはありません。今の50代以上は、昭和時代の高度成長期に生まれてきた人間たちですが、この時代は極端に言えば何でもOKのスッカスカな時代。特にバブル期に30代40代の働き盛りを経験した者たちの喫煙はある意味、シンボライズされたコミュニケーションツールになっていました。この私も残念ながら学生時代に喫煙者の仲間入りを果たし、1日に1箱近く吸っていましたが、45歳の時にある事がきっかけでスパッと辞めることが出来ました。2020年の東京オリ･パラに向けて、法整備を優先させる方針だった受動喫煙防止対策は、自民党に多数いる愛煙家たちが骨抜きにするのでしょうか。飲食店で喫煙できる30平方メートル以下という線引き案が、150平方メートル以下までに許容範囲を広げられると、都内の90％以上が喫煙OKとなるのです。昭和の化石脳集団である自民党は、飲食店で煙草を吸えなくすると、支持を得られないとする近視眼的な発想で、日本のイメージを発展途上化させます。大手飲食チェーンは禁煙化へ移行し、消費者団体も厚労省案に賛同しているのだけど、半官半民（株の30％を財務省が保有）であるJTの存在がある限り、この国から喫煙を取り除くことは出来ません。一瞬でタバコを吸う気がうせるCM。https://www.youtube.com/watch?v=DQv1zyTEUeQ

LINE「送信取消」機能を追加

タレントとミュージシャンの不倫疑惑が発覚したのは2016年1月のことでしたが、その元になったのがLINEの会話内容でした。1年以上経過した現在も当事者は表立った芸能活動ができていません。その後のメディアは、まるで堰を切ったかのように有名人の不倫疑惑を世間に公表します。他方、昨年末に起きた「賭けマージャン市長」の世間知らずな事件は、本人の辞職に及ぶ結末で終わりましたが、それが今年の「文春砲」に引き継がれます。国と市区町村を司る自治体の公務員や政治家という税金を合法に使う人間たちにターゲットされた不貞の不始末は、現職の国会議員までが離党や辞職に追い込まれ、それがきっかけになったのか衆議院選挙にまで発展したのです。2007年以降それまでのガラケーに取って代わったスマホが普及し始め、SNS（ソーシャル･ネットワークキング･サービス）が人と人との社会的な繋がりや交流を加速度的に促進させていきます。この会員制のオンラインサービスが世界の犯罪の一端を助長させている事に異論のある人はいないでしょう。座間市で起こった9人の遺体遺棄事件もSNSのツィッターを利用したものですが、16日、LINEは同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」に、送信済のメッセージを取り消すことができる「送信取消」機能を追加すると発表しました。「送信取消」機能の実装は12月予定だそうですが、「送信取消」機能とは、送る相手を間違えたメッセージやスタンプを24時間以内であれば取り消しできるというもの。消したいトークを長押しすることで取り消すことができるようになります。消せるはナイス！5秒で笑わすLINE誤送信。https://www.youtube.com/watch?v=XSgC05CDcA0

羽生･本田の五輪選出に注目するメディア

先日に開催されたフィギュアスケートNHK杯は羽生結弦選手の欠場が影響したのでしょうか、男女ともにメダルに届かず、TVの視聴率も6.7％と最近のスケート選手権では最悪の数字になったようです。大会前日の練習中にジャンプの着氷に失敗して足が変に曲がった場面を見た私はこんな思いに駆られます。目に力がなくやる気が失せている彼の表情に「全く生気が感じられなかった」のです。ジャンプ前に勢いをつけられないまま跳んだことも理由の一つなのでしょうが、メンタルに何か問題があった可能性が大きいと見ました。金メダリストの宿命であるモチベーションの迷いが彼を無気力にしたとすれば、心身ともに赤信号が灯る状態に、ピョンチャン五輪出場は果せるものでしょうか。一方、この大会に出場していなかった女子フィギュア界のホープ、本田真凜選手は「ポスト浅田真央」と言われてマスコミに脚光を浴びていますが、彼女もまた別の理由で五輪出場が危ぶまれています。2011年、彗星の如くスケート界に現れた本田選手は、そのルックスの良さから浅田真央選手に匹敵するアイドル的存在に成長しました。しかし肝心の実績がまだ追いついていないように見受けられます。昨年ジュニアで優勝した世界選手権（今年は総合2位）だけでは五輪のエントリーは難しいとのこと。シニアで優勝することが必要最低条件になるのでしょうが、これも五輪までに大会数が満足に残っていないようです。メダルを獲る前にCM出演している本田選手ですが、本業で成果が上がる前にスポンサーを付けて企画を立てている芸能事務所とTVメディアは「何があっても五輪に出場させる」とドーピングまがいのギミック（本田ありき）を画策しているのでしょうか？彼らにとっては死活問題でも、日本スケート協会は、16歳になった少女の将来をちゃんと案じてあげないといけません。読売新聞アンバサダー CM。https://www.youtube.com/watch?v=dEgrnlye_1M

小池百合子氏 希望の党代表辞任

「小池百合子氏、希望の党代表を辞任」今入ってきた速報です。遅きに逸した感じですが、夏の都議会選挙後に「都民ファーストの会」代表を辞任した前科がある人ですから驚くことではありません。12日に行われた葛飾区議会議員選挙で「都民ファーストの会」公認候補5人のうち4人が落選しました。当選したのは元職1人で新人は全員落選したことも辞任を後押ししたのでしょうか。小池東京都知事は先の衆議院選挙で大敗した責任を受けて「都政に邁進する」としたその言葉通り、区議選への街頭演説に登場しませんでした。日本の政治をいたずらに振り回した小池都知事の口を黙らせたことは、都民及び国民の見識の賜物でしょう。選挙結果は59人が立候補して40人が当選。自民12人 公明9人 維新1人 民進2人 共産5人 都民F1人 NHKから国民を守る党1人 無所属9人。この議席配分に一番ホッとしたのは葛飾区民でしょう。小池氏の政治塾「希望の塾」受講生で構成された立候補者は冒頭の通り全滅したのですが、去年の夏から今年の秋までの1年余りを、65歳の高齢者である小池氏一人に日本の政治が翻弄されたことは大いに反省すべきでしょう。この間、日本国民が政治を学習するには十分な時間でしたが、あれだけ頑なに固辞していた党の代表を辞めるとした心の内は「このままでは済ませないからな」なのでしょうか。小池百合子という煽動家は、次の機会をひっそり窺いながら鬼婆のごとく崖から這い上がってくるはずです。速報 小池百合子東京都知事 希望の党を辞任。https://www.youtube.com/watch?v=MRkDYwu-_7g

日本ハム中田 翔という選手

打率.216厘･16本塁打･67打点。これはNPBパ･リーグに所属している北海道日本ハムファイターズの1塁手である中田 翔選手の今季の成績です。この数字を先日メジャー挑戦を発表した大谷翔平投手兼外野手の打撃成績に当てはめれば「二刀流を考慮すれば最高の成績」となるのでしょうが、WBCの後遺症に悩まされた部分を差し引いても主軸には程遠い成績で終わったことに暗雲が立ち込めました。先月行われたドラフト1位での早実 清宮選手指名は、中田選手の立場を脅かすに十分だとスポーツ紙が報じましたが、奇しくも今年は、国内FA権を取得できた年で、中田選手を欲しい球団は複数あったはずですが、ここに来て自身残留する方針を固めたことが明らかになりました。2007年、大阪桐蔭高校からドラフト1位（4球団指名）で日本ハムに入団した中田選手は2011年のシーズンからレギュラーを獲得して主軸を任されましたが、そのバッティングフォームに問題がある（タイミングを足上げでとる）のか安定した成績を残せないで（9年間の平均打率.252厘）います。今シーズン、期待された日本ハムでしたが、大谷選手の怪我もあったことからチームは優勝はおろか、まさかの最下位に沈んだのです。しかも球団は二刀流の大谷選手を来シーズンMLBに手放す決定をしました。この緊急事態を救うのがドラフトで獲得した清宮選手であることは自明ですが、肝心の中田選手とポジションが被ることに日本のスポーツマスコミは興味と関心を募らせていたのです。FA権利を行使してほしかったのが球団の本音でしょうが「8000万円の年俸ダウン提示を飲んで残留」と電子版は報じました。中田 翔選手。https://www.youtube.com/watch?v=rJ0ZPSLg1gE