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白鵬 休場は封印の仕返し

同じ横綱でもこれだけ意思の違いが明確になると、国技館内の偏向声援も少しばかり理解出来るのです。大相撲の横綱白鵬が18日の初場所5日目から2場所ぶりに休場することは多分誰も予想できなかったでしょう。一方の横綱稀勢の里は「最後までやり抜く」と5日目に出場することを明言したことも同時に発表されましたが、本来であれば稀勢の里の方が休場に値する酷い負け方なのに「千秋楽まで相撲を取る」とは彼の心情を察するばかりです。ある関係者に言わせると、白鵬が横綱相撲で勝っていたのはせいぜい30回目の優勝までとする指摘がありますが、どちらの横綱も部屋の師匠の指導力が行き届いていない責任が非常に大きいと思うのです。白鵬の休場は師匠を介さないで本人が勝手に判断してのことでしょうが、大相撲の神髄を愛するファンからすると敵前逃亡に見えます。今場所の大一番になるはずだった白鵬と小結貴景勝戦は幻に終わりましたが、大相撲の長い歴史の中でも屈指の一番になったに違いありません。敵討ちを待たずに休場した白鵬ですが、第一人者がヒールとなって迎える来場所はさらにエスカレートします。初場所四日目「白鵬対嘉風」https://www.youtube.com/watch?v=hPejgUdGFmg