株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

2039年の真実

米国トランプ大統領はその直前になって、ケネディ元大統領の暗殺に関する記録の全面公開を見送りました。米国立公文書館は26日、ジョン･Ｆ･ケネディ元大統領の暗殺に関してこれまで機密扱いだったFBIやCIAなどの記録2891件をウェブサイト上で公開、しかしそのうちの約300件の文書については、国家安全保障や法執行および外交関係上に懸念があるため、今後も非公開のままにするのだそうです。国家にとって都合の悪い文書がようやく公開されると期待した米国の国民にとっては理解に苦しむ決定でしょう。この私が「ケネディ大統領暗殺」を問いかける一冊の本に出会ったのは大学3年生の頃でした。当時ニクソン政権の補佐官で後に国務長官になるヘンリー･キッシンジャーの回顧録「キッシンジャーの苦悩」を読んでいた私は「2039年の真実」という落合信彦著（1977年）の文庫本に興味と関心をそそられます。検証本などの書籍を含めると数十冊は読んだでしょうか。映画やドキュメンタリーも出来る限り見ましたが、事実の積み重ねばかりで「真実は遠い先の未来にお預けなのだな」と思った記憶があります。1991年にオリバーストーンが監督した映画「JFK」でのラストシーンはインプレッシブですが、ここ一番は、ギャリソン検事役のケビンコスナーとドナルド･サザーランドが交わす会話でしょう。とても平常心ではいられない真に迫るシーンです。心拍数が上がる二人の会話。https://www.youtube.com/watch?v=vK8RosaXpyI　1991年公開の「JFK」予告編（動画は不鮮明）https://www.youtube.com/watch?v=Jdcun98WXqc