株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

CMが教える「ミサイル落下」の信憑性

政府は22日、北朝鮮の弾道ミサイル落下に備えた避難方法を周知するCMを、23日から2週間にわたり全国でONAIRすると発表しました。何だかのんびりした政府の対応に国民との温度差を感じます。しかし「待てよ、これは日本海側、特に北陸地方とその他大勢」の地域による温度差だと気づいた私は、週末に静岡県浜松市に伺ったついでに複数の市民に尋ねてみたところ懸念は当たります。浜松市には自衛隊の駐屯地があるにも関わらず、私の説明に反応が乏しい事この上ないのでした。「石川県内の市町村長が北朝鮮の弾道ミサイル落下に対する県に向けた質疑、特に原発は切実」なことや「漁業関係者の不安は生活基盤をも脅かしている」とした説明もピンときてないようでした。これは浜松市民に限らず、太平洋側の地域全体に届いてないことは想像に難しくありません。なんとも切ない話ですが、日本人独特の「対岸の火事」（他人にとっては重大なことでも、自分には何の痛痒もなく関係のないこと）とした感情からくるものなのでしょうか。「喉元過ぎれば熱さ忘れず」これからがシーズンになる、雨や台風の災害に備えなければいけないのは「最悪の状況を考えておく」ことなのですが、多くの人々は「ここは大丈夫」なのでしょう。現象を系統だてて考える癖をつけておけば危険を回避できるのですが、日本人は想像が苦手です。政府広報「弾道ミサイル」落下についてのCM 。https://www.youtube.com/watch?v=T83P-1lLvH4