反町キャスター BSに復帰するべき
月金の夜を有意義にしようと考えるなら、BSフジの「プライムニュース」がいいよとSNSで推奨してきた私だが、番組の顔であった反町理キャスターが地上波の夕方に異動した後の「プライム」はアグレッシブさを失ったようで正直寂しい。夜8時から一つのテーマを二時間生放送で徹底議論する緊張感は、反町氏の司会テクニックによるところが大きかった。TV朝日が月一の金曜深夜にONAIRしている田原総一朗氏司会の「朝まで生テレビ」は、1987年のスタート以来今年で31年目を迎えたが「第2の田原はこの人だな」と感心しながら視聴していた。それなのに今年の春、フジテレビは反町氏をBSから地上波に抜擢(昇進?)させてしまう。平日夕方の地上波枠に「プライムニュース イブニング」として他局に対抗したニュースのテコ入れはBS「プライムニュース」の名称をブランド化したものである。ただ、残念なことに「プライムニュース イブニング」は反町キャスターの良さを全くと言っていいほど生かせていない。たまに政治家を招いて独占インタビューなどを敢行しているが、BSの時のような鋭さに欠けて全然面白くないのだ。地上波の限界がそうさせるのであろうが「アマ~い」核心に欠けたやり取りは辟易とする。彼のフラストレーションも溜まりにたまっている事であろう。4日にONAIRされたBS「プライムニュース」では『自民党は国民の多様な民意を反映する政党じゃなくて、本当にごく一部の極端に偏ったイデオロギッシュな集団になりつつある。これはちょっと危うい』などと天地がひっくり返えるような発言をした共産党の小池晃議員には驚くばかりだが、ここに反町キャスターがいたならさぞかしアグレッシブなディベートになったろうに残念でならない。一方、最近の田原氏の言動は目に余るほど偏向している。アナウンサーの制止を振り切って放送禁止用語をバンバン言い放つ自らの番組「朝生」や「クロスファイア」の司会はそろそろ降板する時期ではないか。
#primenews https://www.youtube.com/watch?v=fTSoU3cpZnE
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