株式会社 津幡石油        (tsubata sekiyu)

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The Lyrical Times

病院男 切り絵の前で男の子に出会う

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昨夜は9時までに食事を終えないといけないネガな夜で、正直何をどう食べたか記憶にない有り様。そして今朝は2か月に一度の「患者さん いらっしゃい」日である。8時台に着いた総合病院のエントランス前の第1駐車場が「満車」の表示にムッとするものの、何故かいつもいる警備員のオッチャンたちがいない。「満車につき左側へどうぞ」オッチャンの上手じゃない手書きの案内は「道路向こうの第2駐車場なら空いてるよーっ」という誘い文句に仕方なく周回すると雨が降り出してきた。この駐車場に止めると雨の確率が高いと感じるのは私だけかは知らないが、隣りで同時に車を止めて出てきたオッサンと目が合った。「ハハーン、俺より先に受付したい訳ね」頭の禿げたオッサンの後について歩く私は彼の足の歩幅と方向を確認する。病院の受付に行くには第1駐車場の脇にある歩道を歩くのだが、オッサンの歩く後ろ姿を確認すると50センチほどの高さがある縁石を飛び越えてショートカットした。まんまとオッサンをリードして先に受付に行けると思った次の瞬間、禿げはオレの真横に張り付いてきたではないか。オッサンの傘と足は斜めになりながらも病院の自動ドアになだれ込んでいく。勢いに圧された恰好の私は仕方なくオッサンを横目で見ながら後について受付へ。するとオッサンは受付自動処理機をスルーして病棟の方へ歩いていってしまった。「なんだよ、患者と違うのかよオッサン!」朝から大人げない競争で変な汗がでたまま診察室で採血を受ける。待っている間、廊下のガラス窓に貼られた切り絵が患者たちの心を癒すかのごとく病院にシンボライズされていたが、お世辞にも上手とは(美大生の皆ゴメン)言えない。しかし漠然と見上げていた私のそばに来た小さな子どもの発した一言に驚く。母親に付き添われてきた男の子が切り絵を指さしながら「ここのお店で遊びたい」私「?」男の子「ここに入りたい」男の子は色とりどりに描かれた切り絵をお店と間違えていた。でもこの感覚は新鮮だ。大人になればなるほどこの新鮮さが失われている事を小さな子供に教えられる。人生はあっという間だ。ところで診察はどうしたかって?では、合点不明な医師の言葉を原文のままで。「先生、この夏はちょっと太ったのかもしれない。」「いえいえこれは想定内ですよ。」「ええ?」「この夏は暑すぎて体を動かさなかったでしょ?数値が少し上がっているのも医者としては想定内。」いいんだか悪いんだかわかりません。「ホスピタリティアート・プロジェクト」http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/event/3289/
 

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灯油便きらりのCM15秒です。 イケメンが走ってます