「ポンピングブレーキ」の是非?
今朝お店の前の交差点で、凄い急ブレーキ音がしたので慌てて音のする方を見たら、大きなRV車がもう少しのところで前の車にぶつかるところでした。幸い間一髪のところで大事には至らずによかったですが、朝からヒヤッとしました。
ブレーキといえば、私が教習所に通っていた頃は停車するときはブレーキペダルを数回に分けて踏む「ポンピングブレーキ」を行うようにと習いました。ところが最近はちょっと違ってきているようです。そもそも「ポンピングブレーキ」の目的は、ブレーキを踏みこんでタイヤがロックし滑ってしまうのを防ぐためと、ブレーキランプの点滅で後続車に制動を知らせるといった効果もあると言われていました。でも現在の車ではABS(アンチロックブレーキシステム)が自動的に「ポンピングブレーキ」と同じ動作を行うようになり、また後続車に制動を知らせるためのブレーキランプも昔に比べ、かなり大きくなり見やすくもなっています。むしろブレーキペダルから足を離すのが癖になり、低速時にアクセルとブレーキの踏み間違いが起こりやすくなる原因ともなるため、あえて「ポンピングブレーキ」は使わない方がよいと言っている人もいるようです。では現在の車に合った最良のブレーキのかけ方はというと、そっと、長くブレーキをかけて後続車に知らせることが有効なのだそうです。
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