小池都知事 足蹴にした古巣に泣き入れる
「しっぺ返し」とはこのことを言うのでしょうが、今、東京都が窮地に陥って困っています。小池東京都知事は1日に開会した都議会定例会で、国政に進出したことを謝罪しましたが、東京都に返ることになった強烈な「しっぺ」は誤って済むレベルではありません。都政と国政の関係をぶち壊した責任はカネで解決させられ羽目になりそうです。東京都は豊洲市場の入札不調を受け、五輪の工程にまで支障が出る恐れを回避するために、業者を選ぶ「特命随意契約」への切り替えを検討していると電子版が報じました。来年10月の開場に間に合わせるためとはいえ、これは小池都知事の「情報公開」の公約から著しく乖離する内容です。さらに「しっぺ」はこれだけでは終わりません。財務省が先日発表した地方消費税の配分の見直しで東京都が被る減収額は毎年2000億になることが分かりました。都議選と衆院選で自民党を敵に回した結果の報復と受け取れそうな「しっぺ」です。引退した石原慎太郎元知事なら「バータービジネス」を政府に画策できたでしょうが、今の小池都知事では門前払いでしょう。駆け引き上手になるには環境整備(議会や政府との合意形成)が何を置いても一番大切な知事の仕事なのに、根幹をぶち壊したのですから詮無い話。千代田区長選で都議会自民党のドンを辱めたツケも大きく、対立構図が鮮明になった都議会自民党の窓口になる議員は、都連会長の鴨下氏(非主流)ぐらいでしょうか。一人の勘違いオバサンによって「五輪予算の削減」「豊洲開場」そして「環状五輪道路」工事までもが立ち止まってしまいましたが、安倍首相は日本の権威を守るために小池都知事を救わなければいけません。夢の為におカネを払わされることは普遍的なことで、誰が知事になっても変わらないことを学んだプロトタイプ(見本)とすべきでしょう。スピーディさを都政に求めた小池都知事でしたが、都庁が四面楚歌で術がありません。都議会 公明と自民、小池知事の「入札制度改革」を追及。
https://www.youtube.com/watch?v=7DpWyBaDjGY
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