小池軍のえげつないクーデター
今どき人気スターのブロマイドでも3万円はしないでしょう。希望の党が公認する1次候補者の総数が192人と発表された報道に「じゃあ600万円近いカネが短時間で党に入るんだ」この私が意地汚いのでしょうが、仕入れなしのビジネス才覚に脱帽です。ちなみに民進党からの合流組は、6割110人と報道されましたが、民進党から1人1500万円の選挙資金が与えられたことを希望側が当てにした事は明白で、総額で16億5000万円の政党交付金(国民の税金)が、政党間での恣意的な都合でエクスチェンジされた現実を有権者は心に刻まなければいけません。しかし法律上こんな簡単に政治資金が移動されていいものでしょうか。これは希望の党入党条件になる政策協定書の9項目目「党への資金提供」が大きく影響しているわけですが、いかに政治家はカネがないと無能扱いされるかを窺い知るのです。このあからさまな行状に興ざめしてしまう小池代表率いる希望の党ですが、これで「合法な政治クーデター」を本気で起こすことがハッキリしました。192人の公認候補を選挙区も含めて見極めてみると、顔と名前が一致しない候補が多すぎることに夏の都議選を思わずにいられないのですが、それより重視すべきは対立候補の選挙区に「落下傘」と言われる刺客を充てている事です。2005年の小泉郵政選挙を彷彿させる、このえげつない手法を小池代表が本気で実行するなんて、クーデターはもう誰にも止められない領域に達しました。辻褄の合わない公約で選挙するのは「多大なるポピュリズム」に他ならないのだと、全国47都道府県の有権者は冷静に判断できるでしょうか。都民ファースト2人離党へ。
https://www.youtube.com/watch?v=2CPIX0zjTEI
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