出馬しない「right-winger」の矛盾を知る
先週末にマスコミが報道しなかった噂話の1つに、強い信憑性と核心を突くものがありました。民進党の前原代表は、安倍首相の解散に伴う小池新党の立党に民進党の再生を諦め、小池氏と選挙協力について話し合いましたが、行きつく先は合流という流れに集約されました。しかし、小池条件に合わないリベラル派はあっという間に放流され、党は解党の憂き目に。それを受けた後、リベラルの雄である枝野幸男氏が遅まき(ホント遅い)ながら「立憲民主党」の立党宣言をしたのです。報道は「有権者はこれで投票行動がはっきりした」と言いますが、リベラル議員のレッテルを貼られる枝野新党の立候補者たちは、当選すれば共産党や社民党と歩調を合わせる側に追い込まれ、憲法改正の抵抗は小池氏中心の「寛容な改革保守」勢力によって抹殺される運命です。選挙後の勢力図は、自民公明と希望の保守派3党で過半数の議席を獲得、これで安倍首相の悲願が叶うことを小池氏が耳打ち(解散前にリーク?)したとしても可笑しくありません。この「安倍晋三と小池百合子の密約」説に残された課題は、小池氏の出馬もしくは都知事続投かの選択ですが、二兎とも得られるでしょうか。「首班は貴方を書く、代償は次の総理の確約」としたなら知事を辞めることなく、自身が台無しにした豊洲移転問題と五輪問題を安倍政権と共に推進できますし、首相も小池氏に対しては寛容なマスコミを利用しながら政権を継続させて、東京五輪終了後に両者が無事にバトンタッチとなるのだけど、このシナリオは兎にも角にも小池氏の政党代表としての大義名分である「出馬か否か」に掛かっているのです。それより、私が気になるのは「核の容認」と「原発ゼロ」という矛盾に対する説明が全くないことです。
https://www.youtube.com/watch?v=1uujBcz6O04&t=114s
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