男は39歳に“最もつまらない人間”になるという
多くの男性が40歳に到達する手前、つまりワクワクする物事の多くを達成してしまった年齢になると、人間的に最もつまらなくなることが明らかになったなんてどういうことでしょう。この研究は倦怠感や興奮を感じる平均年齢を割り出すために、2000人の人々を対象に、Airbnb(Airbnbは、宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイト)によって調査されたものですが「ワクワクすることを終えるとつまらなくなる」男は、人それぞれ個体差があると考える方が正しいと思うのですが、人間的につまらないとする根拠はなんでしょう。調べでは、27歳を頂点にアクティブな行動は鳴りを潜める傾向にあり、30代に入ると社会的な責任が少しずつ重くなり、チャラついた遊びや行動を慎むようになるのだとか。30代をとっくに過ぎた私がその年代の社会人にアドバイスを言うならば「遊ぶなら、それを極めるような世界にまで持って行くこと」でしょうか。身にならない場当たりな遊びは、その時の享楽を感じるに留まるので将来に繋がりません。要は「遊ぶのも真剣」です。1988年、音楽制作会社を設立してがむしゃらに仕事をこなしていた私は、プロフィールに書かれている半分以上の作品を記憶していません。バブル時期のスケジュールは縦に重なる殺人的なものでしたが、後になって誰から仕事のオファー(依頼)があって、どこのスタジオで仕事を完了したのかを記憶から失うなんて「ワクワクを終えたつまらない」39歳のようで焦燥感に苛まれます。そんな私の唯一の救いは、かつての音楽活動を復活させられたことでしょうか。1980年からの1年間は、不思議なくらい曲が降り注いだ時期でした。あの頃に創り溜めていた楽曲たちが、この私にワクワク感を取り戻させて日々を彩らせています。迫る東京ライブは私を37年前にタイムスリップさせるのでしょうか。毎日がつまらない人の『脳』とは。
https://www.youtube.com/watch?v=Q1cW4i5H0f8
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