世界の概念が変わった日9.11
9日の朝、日本中が「緊張した日」として後世に刻まれるのではないでしょうか。この日は北朝鮮の建国の日でしたが、昨年の同日には核実験が実施され、M5.3の地震を起こされています。ここに来て専門家は「日付云々などというレベルに北朝鮮はないだろう」と想定の概念を一蹴しました。日本人は今、どういう気持ちで北朝鮮を見ればいいのでしょうか。太平洋戦争の総括もはっきりしないまま、戦後の繁栄を享受してきた私たちの世代は今になって苦しみます。自分の子どもにまともな憲法論議が出来ないなんて空恐ろしい現実に自身の歯がゆさが滲みます。30日付のニューヨーク・タイムズ紙は「日本が数十年間の平和主義を経て、軍事力を受け入れ始めた」と題した特集記事を組みました。記事では国民の間からも平和憲法と現実の矛盾を感じる声が出始めていることを伝えています。9.11を経験した米国は、日本の既成概念を煽るような記事をこのように締めくくっています。「日本の平和主義は脅威が存在しないことを前提としている偽物の平和主義だ。」また日本の専門家は、私たち世代の代名詞である「平和ボケ」をこう表現しました。「日本人は憲法の平和主義の概念と防衛政策の矛盾を考えないようにしている。」防衛省は、2018年度予算の概算要求で、防衛費5兆円超の方針を発表しましたが、サウジやロシア並みの10兆円規模でないと北朝鮮の脅しに抗えません。47都道府県の衆参国会議員と地方議員、加えて公務員を半分に削減すれば、残りの5兆円等軽く出ます。防衛費5兆円。
https://www.youtube.com/watch?v=m24tBajc0fE
コメント