2040年ガソリンスタンドがGPSから消える
「2040年までにすべての新車は完全に電動化しなければならない」。英紙タイムズ(電子版)はこう報じました。また英紙ガーディアン(同)によると、ガソリン車やディーゼル車だけなく、これらにモーターをつけたハイブリッド車(HV)も禁止の対象になるとの記事に「これは、2040年じゃなくて2035年に前倒しされるな」何でも8掛けにする私の癖で考えればあと18年後です。いえ、環境の事を中心に世界の流れと趨勢を考慮すればもっと早まるのでしょう。EU離脱で経済が置いてきぼりを食う前に手を打つべき英国のこの発表は合点がいきますが、9割以上のガソリン・ディーゼルエンジン車が英国国内を走っている現状に、政府の考える手立ては容易ではないでしょう。いつまでも内燃機関が化石燃料では、とても世界のリーダーの一角を担うことは(得意の二枚舌はもう使えないよ)出来ません。この流れは当然ドイツの自動車メーカーにも波及していくのでしょうが、欧州の目論見は経済の収斂先である中国です。先のG20における各国の首脳記念撮影での立ち位置が全てを表現しました。日本は2020年の東京五輪を境に急速な収縮経済が国民の分断を招くとの推測がありますが、果たして現在のポジションを維持できるでしょうか。日本の国会議員たちが、学園シリーズのコントを披露している場合ではありません。G20 summit 2017年 ドイツハンブルグ。各国首脳記念撮影シーン。
https://www.youtube.com/watch?v=v6mkZXP_1e8
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