多様性ある見世物になったスポーツと政治
不正防止機関「テニス・インテグリティ・ユニット(TIU)」が20日、先日行われた2017年ウィンブルドンテニス選手権の3試合で八百長の疑いがあったとする電子版を目にしました。このTIUに告発の動きでもあったのでしょうが、世界最大のスポーツの祭典であるリオ五輪時にも、ロシアのドーピング疑惑が世界中に疑念を抱かせました。その後、大会が終わると同時に、この手のドーピング騒ぎは下火になるのですが、私から見るとドーピングをネタにしたカネと名誉の奪い合いだっただけで、麻薬と同じで絶対無くなりはしないシンジケートのエサです。世界のスポーツをザッと見渡してみても、私から見て公平公正に行われている競技なんて無いに等しい。道具を使う競技は、メーカーの企業努力で競技者の使用する道具は最大限(ミリ単位)に本人をカバーし、審査員による採点競技のほとんどは、基準が明確に指定されていても人間の印象はそれぞれです。その見方によっては、採点が視聴者とは違う結果になる場合(八百長疑惑)はよくあること。その点「秒」を争う競技である陸上や水泳等は、道具もシンプルで誰が見ても勝利者を疑う余地がありませんが、2020年の東京五輪ではこの「秒」を争う競技を増やすことが出来れば日本は盛り上がることでしょう。陸上は「ストライド別」、水泳も「身長別」であれば日本人選手にも大きなチャンスが巡ってきます。件のテニスプレーヤーによる八百長疑惑ですが、八百長は何もスポーツだけにあるのではありません。今、正に八百長まがいの政治がまかり通る世界の中で、日本はある意味八百長より酷い政治のイジメが、中庸性を欠くマスコミによって展開されています。それにしてもここまで嫌われた政府与党は過去に遡っても記憶にありません。今朝のニュースによると、民進党代表が党幹事長を更迭するのだそうです。「選挙で負けた責任は政党の代表がとるのだ」これが日本人の精神なんだけどなぁ。分かる?日本人の精神。プロテニス八百長疑惑。
https://www.youtube.com/watch?v=nxRg3NsTz5I
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