ボルボ社は中国の子会社
北欧の高級車ブランドのボルボ・カーが、同業他社に先駆けて2019年以降に発売する全車種を電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)ハイブリッド車(HV)などの電動化モデルを2025年までに100万台販売する計画を明らかにしました。「これではっきりしたなぁ」今朝の日経を手にしながら呟く私の気持ちは詮無いままです。ボルボ社の環境にも配慮した突如の「重大な決断」は石油業界、いえGS業界の終焉が明らかになったことを意味するのですが、どのメーカーも匂わす程度だった化石燃料、つまり1パワーエンジンとの決別をここに来てはっきりと明確にしたのは何故でしょうか。ボルボ社は、2010年に米国フォード社から中国自動車大手の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)に売却されて子会社となっています。貿易協定を中心にした世界戦略に欠かせない一つに、次世代自動車の電動化は必須でしたが、欧米や日本よりも一番「電動化」条件に合致するのが共産国家中国でした。「環境」という御旗の下でEVに取組む中国の動向は日本にとって深刻です。因みにボルボの2016年度日本輸入販売台数は、前年度比で8.2%増の1万4,914台、同じ外国車のメルセデスベンツの同年輸入販売台数、6万7,386台(前年比3.4%増)に遠く及びません。国内のボルボ車は、この後一気に中古車市場を賑わせながらも、ある日突然人々の前から消えるのでしょう。ボルボ車に乗っているオーナーの売り時は間違いなく「今」です。ボルボ・カー、2019年以降オール電動化。
https://www.youtube.com/watch?v=66-wTxAm3Pg
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