人間関係の9割は捨てられるか
「人生の9割は逃げていい」というタイトルの本が私のメールフォルダに送信されてきました。アマゾンで確認するとレビューは真っ二つに分かれています。啓発本のカテゴリーに入るこの本のタイトルが余りにも私の右脳を惹きつけるのでWEB上で読める部分を読んでみました。予想はしていたものの、読んでいく内にのめり込んでいくのは何故でしょう。筆者も数えきれないほどの「逃げたい」を経験したのだそうです。曰く、合わない環境からは<逃げて、逃げて、逃げまくれ>逃げ続けた先に見えてくるのは、「心の底からやりたい仕事、繋がりたい人間関係、そしてパフォーマンスを十分に発揮できる場所がある。今いる場所がすべてではない」この考え方は、本来の日本の社会には受け入れられないものでしたが、昭和の価値観が呪縛のように引き継がれてきた時代に終止符が打たれるのでしょうか。今、世界中で第4次産業革命がおきて、各業界の方向性に大きな影響を与えだしました。全てにおいて合理性が要求される産業革命ですが、ほとんどの人々は旧来の社会構造から抜け出せないまま、口々に不満をいいだします。分からないことを他人が手取り足取り本人に代わって実行してくれていた、かつての寛容社会はすでに法律が許さなくなっています。インフラから始まる産業革命の原則に抵抗していると、ストレスが大きな塊となって自分自身を襲います。「人生の9割は逃げていい」本書は、閉じこもったままでは生きられない社会を生き抜くための副読本とすれば、理解するところでしょうか。逃げたのちに訪れる世界がパラダイスになるかは自分次第。くれぐれも間違えないように有限の人生を生きましょう。TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』失いたくないなら逃げるな 第10話予告。
https://www.youtube.com/watch?v=VqnbOUlF26c
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