小池都知事の参謀はウルトラ極右
小池東京都知事が代表に就任した「都民ファーストの会」は本日6月1日、都内のホテルで総決起大会を開くという報道に複雑な思いは隠せません。現在の公認候補は39人ですが、推薦含めた布陣は合計49人という大きな塊になりました。しかしながら「希望の塾」からの候補は17人中12人が女性で、そのほとんどが政治経験のない候補。他党からの転身が多数を占めた小池新党の中身(理念)は大丈夫なのでしょうか。小池氏の懐刀である特別秘書、野田数(かずさ)氏なる人物の経歴をウィキペディアで調べてみると意外な側面のあることに驚きます。弱冠43歳の野田氏は、2009年に東京都東村山市議会議員から都議会議員(北多摩一区から当選)に転身、後に国政選挙に出馬しますが落選、その後アントニオ猪木議員の秘書を務めました。2016年の東京都知事選挙では、選対責任者として小池氏に290万以上の票をもたらせた参謀で、先ごろまで「都民ファーストの会」を実質的に仕切っていた人物です。しかし、彼の経歴を細部にわたって検証してみると恐ろしい事実に出くわします。野田氏は2012年10月に「日本国憲法無効論」を唱え「大日本帝国憲法復活請願」を東京都議会に提出した、いわゆる鋼の極右煽動家という肩書の持ち主でした。今で言うのなら、国友学園前理事長の籠池泰典氏と寸分違わぬ思想は危険人物として警戒されても不思議ではありません。それが今まで報道されていなかったことに違う意味での忖度を感じるのですが、政治に未経験な候補が煽動家とまともに対峙できるとは思えません。有権者である東京都民は学習する必要があるでしょう。小池知事、PPAPとCM共演。
https://www.youtube.com/watch?v=bdl_-sSMeGE
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