最後は金目でしょ
金融資産ゼロ世帯が全体の30.9%という事実をご存知でしょうか。ファイナンシャルプランナー竹内道子さんが指摘されている日本人の貯蓄下手は、平和ボケが長かった世代に共通しているようです。特に私の世代である50歳代は、他の2世代(60・70歳代)と比較して29.5%と最大になっており、3人に1人がお金持っていません人間です。その特徴を示した11の解説は、やはり緊張感のない日常がそれを醸成したのだと納得せざる得ないのです。欧米では授業として成立している「資産形成」も日本ではお金に執着することに対して「良し」としない文化があるからでしょうか、どちらかというと「人間形成」に重きを置く国民性が災いしているとも言えます。私の情緒的な無駄話より、早速指摘された貯蓄が出来ない11の特徴をキャプションだけ書いておきましょう。 (1)見栄っ張りである(2)将来設計をたてていない(3)お金を使うことが好き(4)メリハリがない(5)成り行きまかせ(6)「限定」や「値引き」という言葉に弱い(7)セールに必ず行く(8)家計簿つけっ放し(9)急な出費の準備をしていない(10)資産形成を学ぶ気がない(11)どうにかなると思っている。因みに資産形成ができる人の特徴は (1)自動的に貯まるしくみを作ってある(2)将来設計が明確(3)逆算思考である(4)うまい話にはのらない(5)時間を味方につけている(6)学んだことを実践している。さて、自分にあてはまる項目はいくつあったでしょうか。世情に通じないと未来はないようです。興味深い今どきの貯金事情。
https://www.youtube.com/watch?v=Fkq6WbHiVfs
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