公務員の給与ランキング
4月25日が新年度最初の給料日だった会社が多い中で、特に気になるのは新成人のそれより公務員の給与です。全国の地方自治体が支払う給与の原資は、我々納税者の税金によるのですが、その中身が一向に伝わってこないのは何故でしょうか。そこで地方自治体に勤務する公務員の平均年収ランキングをお届けしてみます。総務省が発表した2015年版によると上位には生活費も高い都市部がずらっと並ぶのですが、1位は意外にも東京都ではなく東京都下の武蔵野市でした。職員数940人の平均年収737万円は、4位の東京都の730万円を7万円上回ったことに驚くのですが、職員数で比較すると東京都の167,914人は武蔵野市の180倍とこれもケタ違いです。年収の平均年齢は武蔵野市42.2歳に対して東京都は40.7歳でした。1位から500位までのランキングをみると、やはり東日本の太平洋側が上位にランクされている傾向に溜息が出るのですが、特筆すべきは716万円で14位の北海道芽室町です。職員数305人の北海道帯広市の隣町で、数少ない人口増加地域である芽室町役場の特徴は何なのでしょうか。横綱大乃国や、TBSの安住アナウンサーを世に出した町でコーンの収穫量は全国1位、町役場のHPやFacebookを見る限り、特に力を入れているのは観光だと思われます。充実したメムロスキー場は、トリップアドバイザーサイトでもクチコミの評価は☆4つ。北海道で次にくる自治体が102位の八雲町なのですから、芽室町役場の行っている努力をこの目で見てみたいと思うのは自明ですね。さて、北陸3県地方の自治体ランクを調べてみましたが、意外（失礼）にも福井市が255位の647万円で北陸のNo.1でした。地域差が大きい寒冷地手当を含めない年収なので100％正確ではないものの、金沢市は638万円で304位、富山県では黒部市が626万円の391位という結果に半信半疑です。因みに対象になった全自治体の平均年収590万円は、国内上場企業の平均年収597万円と比較するとたったの7万円しか差がないことに、公務員天国は変わらないのだと実感するのでした。寒冷地、半島手当他を含めると、上場企業の上をいく公務員はその身分も法律で守られています。32歳、年収420万の現役地方公務員が内情を暴露しています。
https://www.youtube.com/watch?v=eItue1unR4I
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