小池都知事がカッコ悪くなってきたゾ
3月20日に行われた東京都議会での百条委員会ですが、都議が行った石原元都知事への質疑は全く意味をなさない結果に終わりました。特に公明共産両党の都議と都民ファーストの会所属の都議は、いずれもナンセンスで石原氏に言い返される始末。ここで書くのも何ですが、真実など1ミリも表には出ません。IT時代に酔っているのでしょうか、SNSを勝手に味方につけて上段に構えた刀は、84歳の御大には竹光に見えたでしょう。知らぬ存ぜぬの連発に、つまびらかになると考えた議員の甘さが露呈して、百条委員会は都議会選挙への布石どころか、シャレにもなりませんでした。俯瞰で言うなら、前日行われた浜渦元副知事の恫喝に都議会が萎縮してしまい、そのネガティブな余韻が石原氏の面目まで保たせたのです。こうなってくると旗色が悪くなるのが、小池都知事と「希望の塾」から出馬の準備をしている塾生立候補者たちでしょう。豊洲移転を選挙のワンイシューにして議席を奪い取る算段に狂いが生じました。そう断言できるのは石原氏の質疑を受けて小池都知事が述べた「総合的に判断する」という曖昧な答えでした。石原氏やその側近に聞いたところで解明できないのであれば、豊洲で進めるしか方法がないのであって、移転直前に豊洲市場を止めた小池知事が誰にも増してその責任を負うことに腹を括る時が来ました。築地市場の業者たちが怨嗟する風評被害と土壌安心宣言を、巷間囁かれている「住民投票」という職場放棄行為に委ねてはいけません。「判断は都民」問題は小池知事?
https://www.youtube.com/watch?v=eEdEI5ggSIw
コメント