株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

「大臣辞任」は時間と税金の無駄

国会中継をちょくちょく見る私、なぜかチョイ見の部分がニュースになる確率が高い。「なんか知らんがラッキー」を感じるのですが、野党の質問ばかりがニュース素材に使われて与党の質問はからきし使われません。中にはナイスな質問をしている与党議員もいるのですが、先だっての河野太郎自民党議員が質問した文科省天下り問題なんかは、この人らしい正義感を振りかざした辛辣なものでした。1月から始まった国会中継ですが、困ったことに2月に入ってからの野党議員の質疑が、全然建設的な論議に聞こえないことです。国家の将来を論じる国会において、稚拙ささえも抱いてしまう質疑に閣僚もしっかりした答弁が出来ないとは何なのでしょう。野党側も納得できる答弁ではないからといって即座に「大臣は辞任しろ」では次元が低すぎて見る側はため息です。今度も金田勝年法相と稲田朋美防衛相の閣僚辞任ばかりがクローズアップされていますが、重箱の隅をつつく出来レースの展開は埒をあかなくします。当該閣僚も門外漢の雰囲気丸出しなので、もう少し審議のレベルを上げないと参政権を得た高校生たちに笑われます。「与党の杜撰さを反対するのが当然」野党側は口角泡を飛ばしながら立場を主張するのでしょうが、有権者は「貴重な日本の税金と時間が無駄に消えていく」と真剣に思っているのです。世間を読む空気とスピード感を感じましょう。https://www.youtube.com/watch?v=nqCIEklNvng