赤色に調整された番組
日曜の朝に日本の平和を感じる私がチェックする番組、TBS「サンデーモーニング」とフジ「報道2001」ですが、最近悩ましい位に偏向しているのが「サンモニ」。スポーツコーナーで発する「アッパレ」は安倍首相までが知るほどに存在感が増しましたが、時事問題を問うコメンテーターはレギュラー評論家の集合体です。昨日も米軍基地費用負担を問題視するのは良いのですが「思いやり予算を出す必要はない」などと断言するTV局お抱え解説員の共産主義的な発言は耳を疑うし、国会審議の場面も野党の目線からの編集映像が目立ちます。聞きようによっては、反日を思わす番組が日曜の朝に堂々と放送されることに完全な違和を持つのだけど、一方フジ「報道2001」の出演者は週ごとに出演者を選択しています。テーマによって現役の与野党政治家と中庸性ある評論家が戦わすディベートは、聞いていても納得出来る部分が多く、爽快な印象さえも抱かせるのです。日曜の朝に一般大衆に呼びかける番組としては、後者の方が民度のモチベーションを高める意味では重要です。いささか前のめり過ぎているTBSに中庸な立ち位置を求めたいところですが、せめてコメンテーターは現実感に沿った意見を持つ文化人及び評論家で構成できないだろうか。地上波で戯言をしつこく言っていると「もの言わぬ多数派」も臨界点に達することを肝に銘じるべきでしょう。TV視聴率(13%前後で時間枠首位)に気を奪われている内にトランプ現象が日本に伝染した「きっかけ番組」と揶揄されそうで老婆心が騒ぎます。「安倍総理VS関口宏」選挙後のTV中継。
https://www.youtube.com/watch?v=0qmTuBWTwd4
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