有効求人倍率に何を見出せばいいのか
NHKニュースで求人有効倍率が全国で9番目に良いとされた石川県。1.62倍の数字とは裏腹に現状はどうなのでしょうか。官公庁や製造、金融機関等の業界に比較して建設土木、運送物流、ホテル宿泊、接客サービス、そして介護、保育の業界は完全に人手が足りません。観光立国を標榜している政府は、各業界の法律改正を進めるのですが、抵抗する業界内の旧態組織は思考を停止していた罪を反省するより、既得権の死守に必死です。建設土木では工事人、運送物流は大型車両の運転手、サービスでは外食やコンビニ、GS等の接客スタッフ、そして介護士保育士が不足している事に地域行政と経済は青息吐息です。2000年代の中頃でしょうか、スーパーやコンビニのレジに行くと日本人のレジ係を見つける方が大変だったのですが、その頃に比べると現在の外国人たちが話す日本語は各段に上達していますし、何より日本の若者より愛想(コミュニケーション能力の高さ)がよろしいのです。民間レベルでのサービス力の主体がいつのまにか日本人以外で構成されているのにも関わらず、介護の世界では未だ外国人に対する国家試験の壁が厚いと聞きます。日本語での会話が上手に出来る外国人に日本の国家試験は嫌味なほどに難易度が高く、彼らは大切な時間を惜しんで勉強した挙句に「不合格」では本末転倒で世界から笑われます。文化の違う国から入国してきた人々の価値の高さを身に沁みて感じましょう。「いらっしゃいませ満タンですか?」日本語のネイティブな外国人GSマン登場。
https://www.youtube.com/watch?v=z9Y205Irw1s
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