株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

崖っぷちの遅れて来たシンガーソングライター

自分の想定していた事が正反対であったり、意外な方向に進んだりすることをサプライズと呼ぶのですが、今回のボブ･ディラン受賞に驚かなかった人はいないでしょう。決定までの推移や良い悪いではなく、作家たちにしてみればグラミー賞を大御所の作家が授与されたような感じになるでしょうか。その立場にならないと分かりませんが、世に選考ものの賞や大会競技は、星の数ほどある中で「ノーベル賞」は権威を含め、人類のトップに君臨する賞だと認識する私には、受け止めにくい事実。敢えて「原理原則論」を振りかざすつもりはないけれど、自分の今までの通念ストーリーからすると、ディラン受賞はサプライズを超えたネガティブサプライズになってしまうようで「うむむ」なのです。ノーベル賞の文系部門は、感動経済を最優先にしなければいけない事情があったのでしょう。でなければ腑に落ちませんし、ディラン自身もそれを感じない訳はないと思うのです。私達は、審査もので決定する賞や大会競技に関して、最早そのほとんどが、価値観を含めてナンセンスの域にあることを認識すべきで、世界が演出する感動経済はこの後も続いていきます。私自身もまた新しい演出を企画（新しいオリジナル曲によるライブ）しなければいけない崖っぷちに立たされました。https://www.youtube.com/watch?v=CwLuDO_Cxfc