ユニット名は「The・Jet Set」
セットリストを見つめながらため息をつく私。スタジオも5度目となれば課題が生まれてくるものですが、私たちにも乗り越えなければいけない箇所が見つかっています。何より、ヴォーカルとギターのバランスがうまくとれません。元来、ギターは作曲用に選んだ楽器です。弾き語りでしっかり歌う芸当が身につかず、どっちかが疎かになることに我慢できないのです。カホンを叩いてくれるパートナーはコーラスも担当してくれて、楽曲に厚みをもたらせてくれますが、私のヴォーカルとギターが「ディテールのイメージ」を台無しにしてしまい、集中力が途中で切れてしまうのです。「自分で書いた曲なのに・・・」ブランクの重圧が私に襲い掛かっているのでしょうか。歌い方や弾き方を自分自身に教えても、出来なければジ・エンド。4曲のセットリストをもう一度見つめます。「3曲目のSEASONはやっぱりアルペジオから入らなきゃダメだよねえ・・・サビのヴォーカルもこれで言いわけないしねえ・・・ここはセンスで歌わないといけないところ。ああ難しい・・・」私にとって、弾き語りで歌うオリジナル曲の難度は五輪級なのでした。「The・Jet Set」ユニットの由来は1950年代の米国用語で、ジェット機で世界中を飛び回る者のことを言い、ジェット族と呼びます。画像は「テイラー314ce」を弾いているご機嫌な私。
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