50代のディスカバー
「行くたびに新しい発見がある」IT無き時代に生きていた人々は、それこそ時間とお金をかけて見聞したものです。自分自身が動かなければ、新しい発見にめぐり合えない時代を経験している私は、情報誌を手に興味や関心の有無に関わらず、多種多様のイベントを目に焼き付けながら都内を駆けずり回った日々を思います。その20代でのマスコミ経験が50代の今、再認識されようとしています。2001年にECを初めて経験して以来、ITは「タイムマシン」のように私を瞬時にワープさせてくれ、クリックするだけでどこへでも行けて、それを見るだけでなく買うことも出来たことは正にエポックメイキング。難点は、触ったり匂ったりが出来なかったことですが、逆に想像を最大限に働かすことで脳の活性に役立ったのです。しかし、このITが中心の日々も徐々に変化しだしました。年初から実行している「身体」の改造、そして4月からの「音楽的活動」の再開です。プロじゃないのに活動というとオーバーになりますが、何せ30年以上のブランクからの脱却なので、私的には音楽的「再開」が一番しっくりきます。「身体」の改造はアナログの思考でなければ立ちいきませんし「音楽的活動」もコンピュータの打ち込みとは正反対の「弾き語り」に息吹きを与えられました。ここのところずっと「ギターダコ」の痛みに難儀しているのですが、その度にデジタルにはない「ものづくり」の極意を五感で受け止めるのでした。
コメント