東京都知事選も最終盤を迎えて、それぞれに危機感が芽生えてきたようです。増田氏陣営は票読みが足らないのか、巻き返しに与党閣僚級の応援を予定し始めました。野球で言うと同点若しくは1点差で登板するクローザーにつなぐセットアッパーですが、元都知事の石原氏がその役を買ったようです。演説の内容は相変わらず過激で、鳥越氏を「売国奴」小池氏を「厚化粧のうそつき」呼ばわりしました。都連会長の息子でもある伸晃氏を「苦労している」と労う辺りは石原氏も人の子かと思わすのですが、クローザーになるであろう阿部首相もやりづらいパターンに難儀なことでしょう。ところで、増田氏のウェブサイト上でのツィートをチェックしてみましたが、待機児童の問題を大きく掲げているのが目立ちます。確かに東京都の大きな問題なのですが、これは「one of them」であって、都民の関心は五輪を含めた税金の使い方や知事と議会の諸問題、防災、何より都の財政の透明化にあるはずです。増田氏の待機児童改善プログラムの訴求を物足らなく感じているのは、都連より都民でしょう。https://twitter.com/hiroyamasuda
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