夜の病院の廊下は怖い
今月4日に溯っての話ですが、その日、体調不良を感じていた私は早々に会社から帰宅すると、寝室で休んでいました。いつもは寝ることで回復するのですが、この夜は40度の高熱に見舞われることに。流石の私もこれには驚き、総合病院の救急に駆け込みます。ただの風邪か熱中症だとする自己診断は、当番医師の予想外の言葉でぶっ飛ばされるハメに。「血液検査の結果が良くないのでCT撮影しましょう」「CT?」「γGTPの値が高いです。お酒飲みますか?」「ガンマ?酒は滅多に飲みません」考える間もなくCT室に連れてこられた私は、白いドームの上に仰向けにさせられます。「両手を頭の上まで上げてください。この後10秒間と8秒間息を止めて下さいとのアナウンスがあります」技師さんからの指示で、バンザイの格好のままドームに入る緊張感は言うまでもありません。10分程度で終わったCT撮影ですが、ブルーな気持ちを抑えられないまま、廊下を歩く私の左手は点滴の管が入ったままで心境は重病人。診察室に戻ると「胆石がありますね。胆のうは大丈夫なようですが、簡易的撮影なので改めて検査しますねえ。水曜日は大丈夫ですかぁ?」当番の女医さんはカルテを見ながら言います。「熱中症じゃなかったの?」想定外の結果にいぶかっても仕方ないので「20日なら何とか・・・」女医さん曰く「それでは20日の午前に予約をとりますね。あと前日の9時以降は水だけの摂取にしてください」てな訳で、あれよあれよという間にこの私は、昨日から今日にかけて肝臓エコー検査を行うこととなったのです。検査自体は順調でしたが、例の女医先生の診察までに要した時間は2時間。待合室は「老人会」の空気が充満していて息も出来ません。ようやく名前を呼ばれた時はお昼時でした。「検査結果では異常が見られませんが、ホルモン機能の数値が低下しているので、別の専門の先生に診てもらってください」「ええ?今日で終わりじゃないわけ?」病院慣れしていない私には酷です。悶々としながら本日も同じ科に来院した私は、早速エコー検査室に走ります。ここまでは順調に進むのですが、またまた診察までの間が長い。診察室に呼ばれた頃はまたしてもお昼頃でしたが今度は若い男性医師です。「γGTPの値は下がっていますので心配ないでしょう。でも念のためにもう一度採血をさせてください。院外の検査機関に検査してもらうので結果はその時にご説明します」「ええ?また来なきゃいけないの?しかも来週は月末で決算月・・・」さて、私の体はどうなるのでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=1teZtXXOuV0
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