株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

「東京大改革」のススメ

今度の都知事選挙で「東京の大改革」を掲げている候補の話に耳を傾けていると、「既得権」の打破に収斂されているようです。大都会東京でも、自治体が受益組織のプロテクターとして君臨していることに鼻白らむのですが、この私も別の意味で大きく勘違いを認識させられたのが20年前でした。東京と地方の乖離に愕然とした頃には「時すでに遅し」。しかし、いまだに思うのは「相手の気持ちをおもんばかる」義の心に乏しい事です。「自分が相手ならどう考えるのか」問題が生じた場合に必ず出る言葉ですが、その後の在り方に変化が見られないのは何故でしょうか。地方では身内、親戚縁者や在所（郷里、くにもと）の文化慣習が最優先されます。外様からの物言いも在所に帰ればリセットされて戻ってくるわけですから、いつまでたっても改革できません。世界を取り巻く状況は時々刻々と変化しているのですから、「自分さえよければ」とした態度を戒めなければいけません。東京都知事選挙が地方の県民性改革に一歩踏み出す機会を与えているのです。「鈍感」を良しとする地方のままでは未来がありません。https://www.youtube.com/watch?v=BGLGzRXY5Bw