CNNが伝える米国民度の悪化
米国大統領選挙戦の候補者についてCNNスタジオでは熱い議論が飛び交っていました。ニュースのCS放送専門チャンネルであるCNNj(シーエヌエヌジェイ)は私が契約しているパッケージのone of themです。大型連休の最中にある日本ですが、同盟国である米国の予備選挙は想像を超えた結果の積み重ねに、悪い緊張感が生まれてきました。冒頭CNNでの喧々諤々とした論争発展の全ては、神をも恐れぬトランプ候補の大躍進にあります。ことごとく他の候補者が戦意喪失していく中で、トランプが共和党の大統領候補にほぼ決定した事に違和と危機をぶつけあう様々な立場のコメンテーターも正直どうしようもないのでしょう。今さら騒いでも遅いのですが、彼の危険極まるコメントに流石の共和党も同調できない主旨の声明が重鎮議員から発せられました。世界をリードするID(立場)ある米国民が彼の術中にハマるなんて、民度というか国家が弱体化しているとすれば我々も深刻になります。声明といえば、トランプ陣営で流されていたローリング・ストーンズの楽曲「Start Me Up」にも待ったがかけられました。かつて同じようにビル・クリントンが大統領選挙戦で使用した「Don
't stop」はフリート・ウッド・マックの大ヒット曲でしたが、クリントンは彼らの楽曲に応援されながら米国大統領にまで登りつめたのでした。トランプ自身、それにあやかろうとしたかは定かではありませんが、楽曲使用の許可を否定されたことは、アーチストの後ろにいる世界中のファンと音楽を愛する人々を敵に回したことに繋がります。トランプに残された曲はワーグナーが妥当なのかも知れません。「帰ってきたヒトラー」予告編。ユーチューブより。
https://www.youtube.com/watch?v=I4a5XgNT6vQ
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