“新参者” は嫌われる
「東京駅周辺に“新参者”で活性化に拍車」興味ある記事を見つけました。東京駅の周辺で三大財閥同士の経済戦争が勃発しているようです。駅の西側に広がる丸の内エリアは、三菱のグループ企業が、駅の北東に広がる日本橋エリアは三井不動産の本社及び「コレド日本橋」がありますが、2015年、住友不動産が「東京日本橋タワー」を真向かいにオープン。三井としては先祖代々、守ってきた土地に“新参者”が入ってきた噴飯な話で、ついにはエリア戦争にまで発展したのだそうです。これと似たような話は日本中どこにでもあるのですが、金沢では駅の西口にある通称50M道路がそうでしょうか。20年前に金沢に来た私の住居は、その駅西口から歩いて5分の新築マンションでした。西口界隈が見渡せる眺望の素晴らしい14階建ての10階に10年間生活をしましたが、駅まで5分足らずで行ける好立地は、私たち家族の生活に多大なる利便性をもたらせたのです。時間がある時には50M道路を散歩したものですが、あれから10年、新幹線も開業してさらに活況を呈しているはずである、駅西前の大通りは20年前とほとんど変わりません。これは一体どういうことでしょう。考えようによっては東口(兼六園側)と肩を並べられるほど商業的に成功する、金沢港から一直線の通りなのにもかかわらず、ほとんど無計画状態に驚愕します。インバウンド効果はもとより、50M道路そのものは「原宿通り」とそっくりなだけに大いに真似てほしいですし、道路を挟んで中央分離帯に植樹されている「けやき」の上に、駅から港までをモノレール(西港線)で結べば、原宿はおろか太平洋側の都市以上に人気の一大ページェントになるのです。既得権益者が納得する計画はいつになったらでるのでしょう。金沢駅西口前。
https://www.youtube.com/watch?v=-8f6rWNzv_4
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