ホラッチョ川上
1月に他界したコメンテーター竹田圭吾さんの意見を聞いてみたい疑惑が飛び出しました。経営コンサルタントのショーン･マクアードル･川上（以降：ショーンK）さんに詐称疑惑が発覚したのです。学歴はおろか職歴に至るまでの詐称に言葉がありません。私もこのブログで経歴の一部を紹介してきましたが、嘘は書けません。また、書いたところで、裏付けのないものは何の価値もありません。この日本は、学歴に非常に弱い文化観で形成されている閨閥社会です。誰もわからなければ詐称して生きていこうとする輩が出てきても不思議ではありません。ショーンKも自分自身にその素養を感じ取ったのでしょう。本来の見てくれの良さを利用して試してみると、トントン拍子に物事が運び、TVで「大化け」となったのです。一旦その地位に就いてしまえば、知識と教養等はITによって簡単に身に着けられる世の中です。コメンテーターとしての解説は、ネットのコピペで乗り切っていたのでしょう。この私も彼が出演していた「報道ステーション」でのコメントは、付け焼刃に聞こえないシャープさを感じていました。只、今言うのも何ですが、彼の落ち着きある淡々とした口調と日本人離れした容姿は「胡散臭い」演出で一杯だよと、私の「第六感」が耳打ちをしていたのも事実です。彼の表情に「隠せるのなら死ぬまで隠そう」とする、陰の顔が覗いているように思えてきた矢先の報道でした。しかし、この光景はどこかで見覚えがあるのです。記憶を辿ると、ほどなくTVドラマ「マッドメン」の主人公であるドン･ドレイパーの生き様に行きつきました。2つの顔をもつ男として生きる「劣等感の塊」であった主人公の最後は悟り（禅の旅）を開いて終わるのですが、実在するショーンKはどうするのでしょう。1970年のコカコーラCM。ユーチューブより。
https://www.youtube.com/watch?v=F3SMnSTIlTI
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