アンガーモーニング
芸能ネタは書きたくないのですが、流石に理解しがたい展開に憂います。誰と誰の不倫がどうしたこうしたと言うまえに、社会通念と文化の崩壊に繋がる恐怖感を感じずにはいられないのです。朝からの情報TV番組でトップで扱われたその「ゲス話」に対して、キャスターはおろか、同僚や先輩芸能人、文化人までもが擁護しているのを聞いているうちにイライラしてきました。勘違いのメッセージを発してもらってはアンガーにもなります。一番ダメなのはマネージメントする所属事務所の対応です。この事務所は以前にも麻薬問題の処理対応で失敗しているのに、同じ轍を踏みました。ただ、誤れば許されるとの考え方は浅はかですし、質疑応答なしでは会見になりません。そのタレントは稼ぎ頭なのでしょうけど、CMのスポンサーやTV局用のエクスキューズ会見にしかみえませんでした。案の定、スポンサーはCMを中止差し替えの発表をしましたし、世間の声は圧倒的に冷たい辛辣な意見ばかりでした。しかしながらそれも異に返さないTV業界の反応にジーザス。何と厚顔無恥なのでしょう。消費者や視聴者あってのTVであるはずですが、好感度の優れたタレントの不祥事を一生懸命笑って誤魔化し、話をすり替えようとする擁護の仕方にTVの限界を感じた次第。まさにゲスの極みを地でいく話です。
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