歌のチカラは「リバコン」です
Chayというシンガーソングライターがいます。この私も元々学生時代から音楽活動を、仕事としても音楽制作で身を立てていた時期があるだけに、最近の日本のミュージックシーンの新しい芽生えを感じずにはいられません。先ずもって、Chayなるアーティストの声質と歌い方に関心と興味を持ちます。この人の天性だと思うのですが、鼻にかかったタ行とナ行の歌い方は非常に余韻のある印象深いものです。楽曲にも馴染む声質はというと、温もりと安らぎのある中音域。これをタ行とナ行を上手に絡めた歌詞でラブソングを歌うのですから悪いわけがありません。非常に稀有な存在のChayさんの音楽活動の将来は明るいでしょう。70年代や80年代はこの手の歌手が何人かいました。その歌手の歌う楽曲が今 YouTubeやiTunesでドンドン復活しています。過去の楽曲がデジタルリマスターされて、ネット上で甦っているのです。30年以上前の曲を聴くためにはアナログ盤で聴くしか(CD廃盤再発ナシ)方法がなかったのに、簡単にダウンロードでき、その場で再生することなどは「お茶の子さいさい」。この私も半ば諦めていた曲がiTunesに登場するたびにダウンロード。歌詞もネットで楽に手に入るこの環境が、当然市場の中心になるのだと実感するのです。
敢えて言うなら「リバイバルコンテンツ」略して「リバコン」ですね。対抗軸なる組織は1日でも早くIT社会に準じて、ドンドン過去の楽曲をリマスターして世に出してほしい。改めて過去のヒット曲を聴く時、その多くはタ行とナ行の歌い方に特徴があるようです。アレンジが「また逢
う日まで」っぽいChay さんの新曲。
https://www.youtube.com/watch?v=B9WZqwtemDo
コメント