5年後の日常とは
地銀の担当者と話が出来る機会がたまにあります。ルーティンワークよりもビジネスモデルの話は聞いていて面白い。この私の過去の経験や現在の在り方、そして近未来への展望を話してみるのですが、話しながら、内容確認をとっているもう一人の自分に気づかされます。やはり話し相手は選ぶべきで、特に地方においては時間の無駄になる人もいるので要注意。しがらみの強い人や既得権保持者との会話に神経を使う時間が勿体なく感じます。今の私には目の前にある事柄は手段でしかありません。目的を遂行するためには全てを手段化させないといけないと自らに言い聞かせています。具体的に手段とは、目的実現のために使える必要なすべての「手立て」をいい ます。目的とは、実現を「目指すこと」であり、すべての目的は、目的-手段の連鎖の中にあります。目的を達成するためには有効な手段を100%打つべきで、しかしそれは合理的かつ寛容というデジタルとアナログの中庸さを要求されます。打つべき手段は自分の引き出し(知識と教養と経験が知恵を生み出す)の多少に関わるのですから、人の上に立つものはそれを備えていないと、どんなに小さな目的も叶えられなくなるはずです。それが大原則となる新しい概念の経済が大都市であろうと小都市であろうと関係なく、この5年で構築されるのです。どの業界も業法という法律の下で成立しているのですが、IT社会が国民も含めた司法、立法、行政の三権をドンドンすすいでいきます。2020年に設定されたこのパラダイムは、5年後に私たちの日常生活をどういう風に変えているのか、またそれに立ち向かえるだけのキャパシティを持てているのかが現在の最大の関心事です。全てを逆算して考えるこの私は、地球儀を逆さまにして世界を見ます。
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