株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

風が吹けば何かが変わる

あんまり注意深く確認はしていないのですが、複合施設から公的場所に至るまで設置されている車椅子マークのある障害者専用駐車場に変化が生まれている感じです。以前は、と言っても10年くらい前ですが、専用駐車場に車を止めて、運転者が元気に歩く姿をよく目にしました。その車のハッチバックには障害者ステッカーが貼られてはいませんでした。施設側としても本来の障害者の方が止められず、苦労している光景を目にしているはずなのですが、法律に基づけない（車椅子マークが表示された駐車スペースであっても、法的には駐車できる人の規制は一切ありません）敢えて言えばモラルを求める話です。車椅子マークのステッカーはあくまでシンボル（車椅子のステッカーはすべての障害者を対象にしたものです。）で、貼ってあるからといって身障者用のスペースに優先的に駐車できるものではないのです。しかしながら21世紀の社会はインターネット化され、さらにSNSによる監視の目が常態的になった結果、社会全体が少しずつ変化、「ここに駐車しない」とする健常者の自制心が豊かになり始めたからなのでしょう。こういう形で地方のモラルが成熟してくるとボランティア精神も増してくるはずです。尚、身体障害者のドライバーステッカーは四つ葉のクローバーがそれで、道交法で運転条件が付けられています。内閣府のホームページでご確認を。
http://www8.cao.go.jp/shougai/mark/mark.html