悪夢の始まり9.11
先週の日曜日、これという予定のないままドキュメンタリーchを見るままにしていると米国の悲劇である「9.11」の実録が映し出されました。久しく見ていなかった惨劇は、航空機が衝突した後からのもので、黒煙をはいているツインタワーの光景とともに、人々の右往左往する様をいろんなカメラ(主たる撮影者は普通の人々)で編集されたドキュメントでした。とにかく今見ても未曾有の大惨事テロです。タワーの崩落する映像はまるで噴水のような曲線を描くようで言葉もありません。地上の人々は灰色にまみれながら歩いています。消防と警察はそれでも無線で安否を確認しながら中枢に飛び込もうとしています。あれから14年経った9月11日はアメリカにとって平穏な1日だったようですが、世界はそれぞれのナショナリズムへと突き進んでいます。今思うと、世界秩序の崩壊の日でもありました。
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