株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

ストレスと因果性

私の鼻の中にオデキができました。近頃はちょくちょくです。体質もあるのでしょうが、三年前の冬には帯状疱疹を罹患しました。この痛みは言葉で言うと、「体を貫くような痛みの継続」でしょうか。辛さは半端ではありませんし、治癒に1ヶ月以上要しました。自分の身体と半世紀以上共にしていますが、劣化度合いの激しさに戸惑います。ウィルスに対して耐性を持たなくなって免疫が著しく低下の一途を辿っている自分に不愉快を感じます。思うに日々の生活（もちろん仕事も含めて）で精神にストレスという負荷がかかると、先ず脳内で処理される間に、遺伝子に傷がつくのでしょう。時間が解決してくれる頃に、今度は肉体面に症状となって現れるのだと思います。この一連の過程を私は「ディレイ症」と名付けます。21世紀は人間にとって、特に昭和世代には難しい世の中になりました。人として常に中庸でいたいと願うのですが、社会の合理化（デジタル）はどんどん進み、人間は旧態化（アナログ）したまま、時間は過ぎるばかりです。