日本人の金銭文化vsキャッシュレス
キャッシュレス時代到来!お得な使い方とは? 昨夜のBSテレ東「日経プラス10」は中小の小売店や飲食店で決済をするときに現金を使わずにクレジットカードや電子マネーなどを使用する「キャッシュレス」の詳細を専門家が説明していたが、1990年代からずっとクレジットカードでの決済が主流だった私にはどれが得か正直分からない。周囲からは「なんでそんなにカード持ってんの?」と未だに訝しがられているが「頭ん中で残高整理ができるからいいんだよ。」なんて聞いた風なことを話している。現実的にはクレジット決済も根付いてはいない地方にスマホアプリを利用しての決済など夢物語だ。最近コンビニのアプリをダウンロードしてみたが、個人情報の認証ハードルが当初と比較して格段に高いことに驚いた。それにも増して問題なのが日本のもう一つの壁である「売掛商慣習」の存在だ。GSでガソリン給油した代金をその場で支払わず、月末〆請求の翌月支払いで成立させる日本独特のいわゆる『ツケ商売』は、21世紀の今、我々石油業界くらいのものだろう。双方の間に存在する仲介者(保証人制度)が代金を保証するといった仕組みの売掛商いが「キャッシュレス」決済とは対極にあることくらい誰でも分かろうというもの。このことから理解できるように、日本人は得になるお金の使い方を真剣に考えたことがないくらいお金に対する基礎と応用知識に乏しい。気質なのか親の教えかは分からないが、私自身もお金に執着することは<卑しい>ことなのだと漠然と捉えていたが、経営者になることで180度考えが変わった。見ず知らずの人間に100万円をバラ撒く成金社長がモテはやされる時代に「日本人の金銭」文化は大きく変貌するのだろうか。LINEPay ローソンで支払い。
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