再生エネ賦課金
何気なく電気料金の明細をチェックしました。賦課金の項目に眼が釘付けです。結構な金額です。再生エネルギー法案の可決以来(民主党管政権時代)太陽光発電パネルを敷いた住宅ががぜん増えたことは記憶に新しいです。これは再生可能エネルギー促進の「固定価格買い取り制度」(FIT)によるもの。いわゆる太陽光発電などを電力会社が買い取り、それを各家庭、企業などの電気代に上乗せさせる賦課金額のこと。皆さんご存知だと思うのですが、敷かない住宅にも応分に課金されます。再生エネの国民負担金は標準家庭(月使用料300キロ・ワット時)で12年度は月87円、13年度は同120円、14年度は同225円、そして今年15年度は同474円で、年間に換算で5688円、対前年比約3000円も増加するとのこと。現在は、火力発電でまかなわれている電気、原油安で原発稼働しなくても採算はとれている電力会社も、中東での紛争が、クリミアでの勃発が、海峡を封鎖するに及べば、一気に緊張状態に陥るのです。
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