株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

今3人席を1人で座ってる

これは、「うむむ」どころではありません。ツイッターで「北陸新幹線」を検索すると、「ガラガラ」「空席」が予測ワードに出る。開業1週間も経過しないうちに、もうこれです。やはりネット社会に現実は脚色できません。JR西の社長は18日の会見で「前年と比べると3倍以上の利用があり、3日間の合計では8万4000人に利用いただいた。大変好調なスタートが切れたのではないか」しかし、3日間の平均乗車率は東57％、西48％。18席限定のグランクラスでも80％台。これは山陽新幹線（54％）と比べてもいい数字なのだそうですが、残念ながら想像どおりでした。開通日前後は、東京人たちによる取材やキー局のTV特番と見物客で盛況だっただけです。本来の利用客は半分なのです。稼働率をとやかく言う立場にありませんが、「リピートさせるためにどうしょうか」とか、「逆ストロー効果」を言う前に、いきなり現実的危機に直面しました。北陸人は付け焼刃の安直な考えで経済が潤うなどとは簡単に思わないでほしいし、地方がよく言う「騙された」と思ってもいけません。行政もこの後は、積極的に参加しません。「おもてなし」という美辞麗句より、しがらんでる全ての事柄を早急に「断捨離」すべきです。