コニファーの囁き
いつもと何か違う朝でした。5時過ぎだったと思うのですが、虫の知らせならぬコニファーの知らせなのでしょうか。玄関わきの屋根に一番近いコニファーが倒れているではないですか。私はパジャマのまま外に出て状態を確認、何とか修復できると判断し、カミさんに長男を目覚ませてもらい、男2人で起こし始めましたが、これが重いのなんの。その間にカミさんは2階へ。寝室の窓から手で木の先端を手繰り寄せてもらってる間に、壁に備え付けのフックからロープを回してコニファー自身を縛り、事なきを得ました。この木は比較的成長が速くて、我が家のも約4Mと屋根を超えてました。昨夜から夜中にかけて降り続いた湿雪の重みでぶっ倒れていたのです。根元も少し浮き上がっていましたが、先端から1.5M辺りで伐採し、踏込みを丁寧にしてひとまず様子見です。ナイト・シャマラン監督の米映画「ハプニング」にもあるように樹木たちは、そこから動けないので、窮地に陥ると囁くのでしょう。彼らは生き延びるために必要なもの、太陽、雨、吹いてくる風や集まってくる鳥、昆虫、花粉等、自然全てのものを利用します。それでも足りない時に、彼らは我々人間に訴えてくるのです。
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