「ダリダ あまい囁き」ダリダ&アラン・ドロン
最近、私の週末ルーティンといえば、新しいオリジナル楽曲を生み出すための曲づくりにあるのですが、そのためには相当な「ボンヤリボーッ」とした時間が必要です。毎日が日曜日的な大学時代に書かれた曲が100曲超あるのだけど、その中にある幾ばくかのめぼしい楽曲にアレンジを加え、詞を書き直して新しいバージョンにするのにも「アローンで空(くう)」な時間が必要なのです。こんな創作をこんな年齢で行えることを全ての人に感謝するのだけど、流石に20歳の学生だった頃のパワーは微塵もありません。肝心の集中力も1時間ギターを触れば飽きてくるのですが、そんな時はCSの「FOX Classics」を見ることにしている私。現在一挙放送されている「奥様は魔女」シーズン4と5は、50年前の懐かしい米国のドラマです。1968年当時に製作された4.5については、ドラマの中身より出演者が身に着けているワードローブに目が惹かれます。50年前のファッションセンスがリバイバルとなって、現代にフィードバックされている事を知らされるのですが、型や色のコンセプトがほぼ同じであることに感心と流行のループを思うのでした。同時に見たフランス映画の「フリックストーリー」というアラン・ドロン主演の刑事ものは「世界にこれほどトレンチコートの似合う俳優はいない」と羨望するのだけど「似合いすぎて嫌味だ」と肩をすくめるのは、アジア人である私のひがみでしょうか。そのアラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」で一世を風靡したフランスの歌姫ダリダ(1987年54歳で他界)の半生が「ダリダ あまい囁き」として映画化されました。アラン・ドロンの渋い声が印象深い「あまい囁き」はダリダの代表曲で日本でもヒットしたのですが、5月19日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほかで全国公開されます。「パローレ パローレ(あまい囁き)」ダリダ。
https://www.youtube.com/watch?v=ihtORsGjC2E
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