シンクロからアーティス?ちょっと変だ
ナイスなタイミングで行われた世界卓球団体選手権は、日本女子が銀メダルの帰国です。準決勝での合同コリアチームについて聞かれた伊藤美誠選手の「ツイッターで知ったんですけど、面白そうじゃん!って思いました。」笑いながら答えていた彼女の表情が印象的で「日本の女子スポーツは変わったな」と思わずにいられません。破竹の勢いが続く日本の卓球界ですが、そこには昨今のセクハラやパワハラの存在はないのでしょうか。先日明らかにされた女子バドミントン選手と担当コーチが絡んだハラスメントは、金銭も絡む会社がらみの複雑さを考えると明日は我が身でしょう。女子スポーツでのパワハラと言えば、シンクロ日本代表コーチの怒鳴り声が頭に浮かぶのですが、4月から「シンクロナイズドスイミング」の名称が「アーティスティックスイミング」に変更されました。国際水泳連盟(FINA)が2017年の7月に競技名称を変更した理由が「同調性のみならず、芸術的な側面も強調するべきだ」というメディアとIOCからの指摘によって判断したとする見解には驚くばかりです。署名サイト「change.org」が1万1000人を超す反対意見を集めるなど、反対の動きが根強かった中、FINAの方針通りの結果になったのだそうですが、日本のスポーツメディアも状況を国内に広く報道していれば、多くのファンが署名サイトにアクセスしたでしょう。いつものことながらビッグマネーが動くスポーツビジネスだけれど「シンクロナイズド⇔同調性」が「アーティスティック⇔芸術性」に定義変更されるなんて、IOCの影響力はマネーとともに大きく膨らむばかりです。ファンを無視したやり方に同調はできません。「アーティスティックスイミング2018 ジャパンオープン」 日本優勝。
https://www.youtube.com/watch?v=ezqwyS0mqpo
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