NTTの未来
3月10日の日経広告に「うむむ」です。NTTグループの広告なのですが、一面の半分以上の超アップでイチロー選手の顔が載せられてました。コピーは「想い描く未来篇」と題されていて「あなたは、どんな未来がやって来て欲しいですか?5年後。10年後。そして20年後」いきなり、上から目線です。しかもイチローさんには申し訳ないけど、その髭はちょっと見苦しい。NTTグループの推奨なのでしょうか。この私も髭をたくわえた時期がありましたが、似合う似合わないは別に総じて不評でした。企業広告というのは芸術ではないのです。大衆の心の中に企業方針をどう浸透させられるか。また商品広告なら、購買心をそそるものにしなければいけません。もし私がドン・ドレイパーなら、錦織圭選手か大谷翔平選手のどちらかにオファーです。契約条項などの取り決めがあるので軽率なことはいえませんが、企業広告は、いわば顔ですから、イチロー選手を見て「5年後10年後そして20年後」も「想い描く未来」も感じません。
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