地上波放送の役割
地上波ニュース報道の最近のあり方は、あきらかに変な方向にあると感じています。「覚醒剤取締法違反(所持)の罪で逮捕、起訴され、使用の容疑で追送検されたタレントの小向美奈子被告(29)が9日、警視庁東京湾岸署から保釈。保釈保証金は200万円。」ここまでは我慢できても、頭を6秒下げて謝罪している姿をコメントを含めて動画放送するのは、どうなのでしょうか。当該者はもう腐っていますが、まだTVタレントであります。これは宣伝材料として大いに世の中にアピール(関係者にとってコトの良し悪し等は全く意に反しません)されることになります。しかもこの画は、カメラマンが被写体の演出意図に「自らハマりました」的サイズに撮影されたかのごとくです。これに限ったことではありませんが、スポンサードされた民放の「なれの果て」を見せられている方は溜まったものではありません。もはや地上波放送の役目はここで終了するのでしょうか。自らが取捨選択できるネット報道に自らの呵責を訪ねることが大切な世の中になってきました。
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