郷に入れば郷も変わろう
3月1日の日曜日、ちょっと私用で市内の真ん中を車で通行していたのですが、雨のせいか、やたらと遅い。40キロ出ないスピードです。前を走る軽自動車は、これもやたらとブレーキランプがつきます。その前方は、車間距離が空きすぎるくらい離れていました。この私も一緒にブレーキを踏む羽目に。「ちょっとでもよそ見したら衝突するなあ」とつぶやきながら、ふとドライバーを見ると頭を左右に振っているように見えます。片手が何かを持っています。たぶんスマートホンでしょう。SNSをするにしても、ゲームなどはすることはないと思いますが、運転しながらのそれは、とても危険です。せめて
Bluetooth接続にしてほしいものです。東京で長らく運転してきた人間にとって、地方の運転ドライバーの技術は正直物足りません。良きにつけ悪しきにつけ、運転技術やマナーはその地域の文化や生活に比例するといわれています。つまり県民性なのですね。特に北陸の人々は意思表示が少し遅いのではないかとの指摘があります。寸でのところでウィンカーを点けたり、右左折の曲がるポイントもタイミングが遅いように、この私も感じます。これも一言でいうなれば、相手のことをあまり考えない自己中心の運転走行にあるからではないでしょうか。1秒でも早く意思表示を相手にみせれば、右左折時の大きな事故(確率的な部分で)には繋がらないはずですし、無理強引な進入も相手との呼吸を合わせれば、すんなりと車線を譲ってもらえるはずなのですが、見る限り、スムーズではないようです。これもこの地方特有の「勝った負けた」との少し幼稚なロジックからくるものなのでしょうか。「新幹線が春を連れてやってくる」このコピーを四季を問わずに生かすためには、関わる関係者が心掛けなければいけないこと、沢山にありますね。ここは「郷に入れば郷に従え」ではなく「郷も変わろうよ」ではないでしょうか。
コメント