概念と解釈を変えよう
最近のニュース番組を見る限り、「プロパガンダ」ネタをサブリミナル的に放送している気配を感じます。何気なく見ていると思考停止にさせられます。特に地上波でこれをやられると、禁忌的注意、サッカーでのレッドカードものです。編集段階での動画につける原稿は編集デスクの権限だと思いますが、恣意的にその方向に思考を導かれていないかをチェックしながらニュースを見ましょう。老婆心ながらコメンテーター等は、TVの紹介テロップで納得する前に、その人の背景、例えば出生県、出身校、職業、信仰宗教の有無や独身、既婚、出版本 等々をネットのウィキペディアあたりで確認してもよいのではないでしょうか。私たちの住んでいるこの日本は、世界でも安全と安心を享受できている方だと思います。それなのにこの何年間かでガラガラと概念や通念が大きく変化しました。毎日起きてくる殺人事件を疑問に思わなければいけません。ニュース原稿を読んでいるアナウンサーの中には、何を言っているのか理解できないものが、多々あります。これは主語が欠落していることが原因なのです。地上波ニュースの限界、不自由さを抱きます。確かにインターネットの社会になって、今までの概念や教え、慣習はそぐわなくなってきています。しかし、日本文化の良い面をも否定していこうとする「拡大解釈もいいのじゃない?」的な動きや空気は考えものです。日本人特有の「相手をおもんばかる」人情的な生き方は後世に伝えていって欲しいと願っています。反面、21世紀に必要な、新たな知識、教養、経験は得なければいけません。今の若い人たちは、時間の経過がデジタルになっているので、暇がないのが可哀そうですが、それを積み重ねることは、おのずと知恵を生みだします。これからの仕事はカテゴリーを問わず、新しい知恵を出し続けていくことが何より肝要なことです。それを実行し続けて攻めていく姿勢こそが、生き残れる唯一の手段なのです。そのツールはネットの中に溢れるほど埋まっています。問題が生じたら検索、迷ったら検索、悩んだら検索、これですみなさん!バランス(中庸)感覚のある生き方をしたいものです。
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